加寿子先生の食育 1608号
8月 1, 2016
こんにちは(^^♪ いよいよ夏本番ですね~
早くも夏バテだ~とおっしゃっている方いませんか?
冷たいものの摂りすぎ 生ものの食べ過ぎ 汗を多量にかく、暑さによる睡眠不足、クーラーによる体の冷えなどが原因で、夏バテは起こります(;゚Д゚)
冷たいものをとり過ぎると、胃腸の毛細血管が収縮して栄養吸収、水分の代謝の働きが弱くなり体が重だるくなります。
食後や食事をしながら温かいものをとり、胃腸の働きを回復させるよう助けてあげてください。胃もたれがある時2~3日は冷たいものを避けましょう。
ご存じない方も多いと思いますが、汗と一緒にビタミンやミネラルも流れ出ます。
特にビタミンB1、ビタミンC、ミネラルが不足すると代謝や抗酸化機能が
低下します。
補足する食材として、ウナギ、レバー、豚肉、枝豆はビタミンB群が豊富です。
体は冷えると、血流が悪くなり代謝の働きが低下します。
そして温度差の大きい室内と外を頻繁に出入りすると、体温調節する自立神経に変調を来すこともあるようです。
夏だからシャワーだけという方、週に1回は湯船につかって体を芯から温めましょう。
そして、疲労回復には良い睡眠が重要です。
脳の血液が不足すると熟睡できませんので、鉄分が豊富なプルーンやナツメを摂ることをお薦めします。
最近はスーパーでも乾燥したナツメが売られています。
ナツメは、中国では昔から出産後に体力を回復させるため食べたと言います。
スープや煮込み料理、お粥などにも加え使いましょう。
水に30分~1時間浸し、ナツメエキスの出た戻し汁も使うのもおすすめです。
紅茶に茶葉とナツメ、クコの実を一緒にいれるとリラックス効果も高まります。
どうぞこの暑い夏を元気に過ごされますように(@^^)/~~~